どのようにして、ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」が完成して行ったのか?
知りたくないですか?
制作工程を少しお話しようかなぁ。
こちらは、「水晶玉」というお話のイラストで、
この童話は、兄弟愛をテーマにしています。
兄ふたりは、魔女にクジラとワシに姿を変えられてしまいました。
しかし、ここぞという時に、その姿で弟を助けにやって来るのです。
(詳しくは、グリム童話「水晶玉」を読んでくださいね。)
海の壮大さを出すために、クジラを大きく、
動きのある波で荒々しさを、
水しぶきで冷たさを描きました。
制作工程は、こんな感じで進めて行きます。
この手順で、95ページ描きました。
1.ラフ(縮小サイズにざっくり描いて、合成したもの)
少し小さ目に描くことで、バランスがとりやくなりますが、
細かい部分まで描けません。
あくまでバランスをとるもの。
2.下書き
細かい線を入れて、動きを出します。
3.ペン入れ
鉛筆とは違い、とてもすっきりした線に
線は細い方が、色を塗ったときに、とてもきれいに仕上がると思います。
誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
全国書店にて発売中
ぜひ書店で、ご覧くださいね。
amazon購入ページは、★こちら★