年明け早々 東京へ行きます。
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」を出版した
コスミック出版さまの新年会パーティーに参加するためです。
でも、せっかく行くので、お世話になっている出版社や、
新規の出版社にも、少し売り込みに回ろうと思っています。
そこで、その際に使うパンフレットを作りました。

今回は急ぎだったので、5部しか作らなかったのですが、
夏にクリエイターEXPO2017に参加予定ですので、
夏までには、このパンフットを再度見直して
たくさん作って配布予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
メリークリスマス!
みなさん 今日は、どんなクリスマスを楽しむのかなぁ。
私は、午後から家族のクリスマスパーティーの準備を主人と一緒に用意しようと思っています。
ローストチキンは、主人の担当です(笑)
クリマスが終われば、すぐにお正月に向けての準備に入りますね。
年末は、お正月を快適に過ごすために、何かと忙しいけれど、
お正月は、のんびり過ごしたいですよね。
そんな時、ぬりえの時間を楽しむのは、どうでしょうか?
きっと夢中になってしまうかも?
どんな風に塗るのも、自由なんだもん。

誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
全国書店にて発売中
ぜひ書店で、ご覧くださいね。
amazon購入ページは、★こちら★
私のぬりえは、子ども大人も楽しめるぬりえの本です。
年齢層も幅広く、小学生(高学年)ぐらいまで広げられると思っていました。
でも、幼児のちいさな手では、細かいところまで表現しているので、
難しいのでは?ないかと思っていました。
実際ぬりえは、大人のぬりえ、子どものぬりえと、分類され
私のぬりえも、大人のぬりえコーナーの棚にあることが、ほとんどです。
しかし、妹が4歳の姪っこに、私のぬりえ本の画像を見せたところ
塗りたいと言ったそうです。
「こんなに細かいで?!」と言ったけど、やっぱり塗りたいと言ったそうです。
それで、ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」を昨日買ってあげたら、
すごく喜んだそうです。

もらって、すぐにぬりえタイムに入り、真剣そのものの姪っ子。
最初のページから塗り始めました。
持ったペンは、赤色鉛筆

ぬりえが大好きな姪っこは、ここから何時間も、
ぬりえをして、なかなか寝なかったそうです。
理由は、「楽しいから。」
妹も、それに付き合ったそうです。
(そろそろ寝てほしいなと思いながら(笑))

それで、気が付いたのです。
好きなものに、子どもも大人も関係ないって・・・
姪っ子が、ぬりえが好きだと聞いていたので、
クリスマスプレゼントには、よくあるお姫様のぬりえ2冊と色鉛筆を用意していました。
私のぬりえは・・・まだできないよね・・・って
勝手に決めつけてしまった。
(買ったぬりえも、きっと楽しんでくれると思うけど)
ぬりえって、上手に塗れることよりも、その塗る時間が楽しいから、ぬりえを買う。
(たくさん塗れば、自然と上手になるものです。)
かわいいが好き。
お姫さまが好き。
この童話が好き。
いろんな理由があると思います。
これは、大人も子ども関係ないですよね。
好きな気持ちは、同じ。
何を選ぶかは、子どもが決めること。
しかし、この手のぬりえは、大人の本棚にあることがほとんどなので、
グリム童話の絵本がある本棚にも一緒に置いてもらえないだろうか?
そんな思いがあります。
グリム童話をどっぷり描きました。
かわいいも、きれいも、不気味も、怖いも、
お姫様から、魔女、悪魔、死神、動物たちも、
全部詰め込んで
ぬりえが好きなお子さんなら、何歳でも塗れると思います。
私の考えも変わりました。
お母さんも一緒に塗り絵を楽しめる ぬりえBookです。
親子の時間が持てる1冊になると思います。

誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
全国書店にて発売中
ぜひ書店で、ご覧くださいね。
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ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」は、
グリム童話の中から、厳選した41話を取り上げていますが、
その中でも最初のページについて、お話したいと思います。
やはり一番最初にどの童話を持ってくるか?というのは、
とても重要になってきます。
だって!そこが入口なのですから!
やはり夢があり、馴染みのあるお話であるべきだと思います。
そこで、最初のページは、灰かぶり(シンデレラ)と決まりました。
私は、童話の挿絵のように描きたいという強い思いがありましたから、
同じ童話で、複数描く場合は、物語の進行に添ったものにしたいという思いがありました。
そうすると、灰かぶりは、お姉さんにイジメられたり、こき使われるシーンから始まることなります。
しかし、それでは夢がない。最初のページは、夢があるべきだ!
「舞踏会がよいでしょう。」という編集部からの指摘を受けました。
それでは、物語の進行と違ってしまう・・・
夢のあるページにするためには、どうしたらいいのか?とても悩みました。
そして、童話を読み返し、灰かぶり(シンデレラ)の思いに寄せてみます。
灰かぶり(シンデレラ)は、舞踏会へ行きたい。
私も行ってみたいと夢を見ていたのですから・・・
その夢の世界を描こうと思いました。
そうすれば、最初のページに舞踏会を描いても、不自然さはないと考えました。
左上に、掃除の合間に、ネズミと踊りながら、舞踏会の夢を見ています。
その夢の中では、舞踏会のごちそうや、王さまや王女さまのひそひそ話。
向う側には、扇子で顔を隠していますが、灰かぶり(シンデレラ)の悪口を言っているお姉さんがいます(笑)
そして、灰かぶり(シンデレラ)に見とれる人々などを描きました。
制作工程は、こんな感じで進めて行きました。
↓
1.ラフ
かなりざっくりしていて、びっくりしました?
ものすごく雑です(笑)構図をずっと探って、
かなり苦戦したページだったので・・・
次の2.下書きへの変化がすごすぎですよね?(笑)

2.下書き
かなり描きこんだので、舞踏会の華やかさが伝わるかな?

3.ペン入れ
ペンで描きなおすことで、線がすっきり整理されました。

このような手順で、95ページを描きおろしました。
どのページも、とてもこだわりのあるものです。
ぜひ見てくださると嬉しいです。
誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
全国書店にて発売中
ぜひ書店で、ご覧くださいね。

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どのようにして、ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」が完成して行ったのか?
知りたくないですか?
制作工程を少しお話しようかなぁ。
こちらは、「水晶玉」というお話のイラストで、
この童話は、兄弟愛をテーマにしています。
兄ふたりは、魔女にクジラとワシに姿を変えられてしまいました。
しかし、ここぞという時に、その姿で弟を助けにやって来るのです。
(詳しくは、グリム童話「水晶玉」を読んでくださいね。)
海の壮大さを出すために、クジラを大きく、
動きのある波で荒々しさを、
水しぶきで冷たさを描きました。
制作工程は、こんな感じで進めて行きます。
この手順で、95ページ描きました。
1.ラフ(縮小サイズにざっくり描いて、合成したもの)
少し小さ目に描くことで、バランスがとりやくなりますが、
細かい部分まで描けません。
あくまでバランスをとるもの。

2.下書き
細かい線を入れて、動きを出します。

3.ペン入れ
鉛筆とは違い、とてもすっきりした線に
線は細い方が、色を塗ったときに、とてもきれいに仕上がると思います。

誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
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ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」の表紙には、とてもこだわりがあります。

本を作る時には、まず台割というものが必要で、
グリム童話の選定と、各童話のイラスト見せ場には、
コスミック出版 担当編集者の方と一緒に考えていきました。
この台割を作るが結構大変なので、担当編集者の方が台割を考えてくれている間に
私が、先にできるところから進める必要があり、
表紙と裏表紙の制作から進めていきました。
(普通 表紙などの制作は、本の顔となるので、最後に描くものです。)
しかし、どんどん童話を描き始めると、最初に提案した表紙では、
このぬりえBookの良さを伝えきれていないと思い、
先に出していたものをベースに、各ページから、色んな要素を集めて、作り直しました。
★最初の提案表紙(ボツ案)
ひとつひとつの要素が小さく、バランスはとれているけど、惹きつけるものがありません。

★表紙の下書き
文字のフォントについても、イラストの雰囲気にふさわしいものを選んでいます。

★表紙のペン入れ
ペンで描きなおすことで、一気に線が整理されます。

誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
全国書店にて発売中
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ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」は、
赤ずきんのイラストから始まりました。

ぬりえBookを出版しましたコスミック出版さまには、
もともと挿絵などのお仕事をいただいておりました。
来年(2017年)発売予定の本のお仕事の背景イラストをご覧になり、
「ぬりえ」を描いてみないか?というお話をいただきました。
(どこで、どんな風に仕事に繋がるものか?分からないものですねぇ。不思議。)
以前から、ぬりえで童話を描いてみたいと思っていたので、
ぜひお受けしたいとお返事しました。
しかし、線画の実績がないために、
私にも描けるという証明が必要だったのです。
そこで、実際に出版される予定の本のサイズで、サンプルを描きました。
選んだ童話は、「赤ずきん」。
赤ずきんを1枚の絵で見せるとしたら、どの場面か?
いろんな思いをのせて描いたのが、この1枚です。
★下書きの赤ずきん

私に合う細いペンを探すとこからスタートして、何種類かのペンを試しました。
選んだペンは筆圧によって、太さが変わってくるので、描きながら慣れていきました。
★ペン入れした赤ずきん

結果 担当編集者の方から、「これは素敵!」というお言葉をいただき、
ぬりえBookの制作がスタートしました。
★今回出版しました「グリム童話の不思議な世界」の中にも、
この赤ずきんは、このまま掲載しております。
誰かの大切な1冊になりますように!
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」Roko/コスミック出版
ISBN978-4-7747-8270-6
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本日12月7日(水)
コスミック出版様より
ぬりえBook「グリム童話の不思議な世界」を出版しました。
ISBN978-4-7747-8270-6
表紙

裏表紙

カバー裏は、各ページからパーツを切り取り
寒い冬も、心あたたまるように、あったかいピンクに指定しました。
とてもかわいいデザインで、まるで包装紙のようです。

あとがきページ

今回のぬりえBookは、グリム童話の中から多種多様な41話を選びました。
ぬりえのイラストの中には、かわいいお姫さまから、傲慢なお姫さま、
小人や動物、悪い魔女から、死神や悪魔まで描きました。
人の明暗な部分の複雑な感情など、
どっぷりとグリム童話の不思議な世界を追求しました。
あくまでも、ぬりえという視点から、塗られることを前提に描きましたが、
気持ちとしては、童話の挿絵のように描きました。
ですから、ページをめくるとその物語が感じられると思います。
ぬりえをメインにしているので、絵を邪魔しないように、
あえて各ページにタイトルはありませんが、
あとがきにタイトルをページ順に記載しています。
グリム童話を読んでいただくと、どの童話の挿絵(ぬりえ)なのか分かると思います。
色を塗られる方の好みによって、世界感が変わりますから、
世界にひとつのグリム童話の世界が完成します。
ぜひ!この1冊で、グリム童話の世界をぬりえで楽しんでください。
ぬりえが存分に楽しめるに、細部までこだわった作りにしました。
どのページも、とっても濃厚で、塗りごたえのあるものになっています。
ぜひ あなたの色に染めてください。
誰かの大切な1冊になりますように!
ぜひ書店で、ご覧くださいね。
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セコマ様のセイコーマート2017年カレンダーの
7月を担当しました。
今回は、各月13人の作家で、構成されています。
ちなみに、1月は主人の水穂真善です。


セコマ様(セイコーマート)は、北海道で有名なコンビニエンスストアです。
ですから、北海道を意識したものをご提案しますので、
登場させる動物も、北海道に住んでいる動物にしています。
北海道には、大きな花火大会もあるそうです。
今回は、魔法がかかったような幻想的な世界を描きました。
楽しい7月を過ごしていただけますように
夏の魔法
